また大切なピュアホワイトのダルマメダカがあの世に逝った。
このダルマは極端にちじんでいて、大きなお腹の割りに小さい尻尾を頼りなげに振っての泳ぐ姿がとても可愛いのである。
脊椎の数が少なく生まれる、一種の奇形であるが、かなり固定化されていて、珍重されているのであるが、その奇形の体型故に、卵が正常に生めずに死に至るようである。
成長して間もなくは正常に卵を産むが、成熟してくると筋肉等が発達し、さらには卵が大きくなって来る為に、脊椎が湾曲してきて、卵を排出できなくなるようだ。
帝王切開することもままならず、見ている他はないのが悲しいものである。